意欲を引き出す介護
心と体の健康は表裏一体。
どちらかを切り離すことはできません。
だから「やってみたい」と思えるような
意欲を引き出していくのも大切な支援者の視点だと考えます。
自分の力で歩くこと、好きなものを食べること、
思うように会話ができること。
加齢や病気でこうしたことが、一時的にできなくなったとしても
「もう自分はできない」「だめだ」とあきらめ感にとらわれないように
私たちは、心身両面からサポートしたいと思ってます。
〝あきらめ〟は、生きる意欲まで奪ってしまうもの。
だから、方まひや車いすの方でも、できることを見つけながら、
前向きに生活していただいています。
たとえば、おしぼりの準備、下膳を「手伝う」というより
「仕事」としてやっていただいたりしています。
ご入居者一人ひとりが、少しでも心身の機能を回復し、
何かしら社会とのつながりを持ち、
自ら生きていると実感していただける。
そんな充実した毎日こそ、私たちが提供したいものなのです。